無肥料、無農薬!菌ちゃん農法に挑戦 ③竹炭づくり

菌ちゃん農法では竹炭が大きな役割を果たします。

竹炭は菌ちゃんの住処になるとともに、その活動を活発にしてくれます。また、土壌の改良にもつながります。購入しようとすると、金額がかさんでしまいますが、自分たちで作ることができれば、当然ですがただでできます。幸い、私たちの拠点の3000平方メートルの裏山はほとんどが竹林です。しかも、長いこと、手を入れていないので、朽ちた古い竹がいたるところに‥。去年、この裏山つきの住宅を購入したばかりで、ちょうど整備しなければいけないと思っていたところに、竹炭が必要!という話になり、これまた一石二鳥!というわけで仲間とともに腐りかけの竹を集まるところから始めました。

ウネつくりの前日、ウネづくり講師の竹田さんが竹炭を作るための無煙炭化器を持ってきてくださり、竹の切り出しまで一緒に手伝ってくださってとてもありがたかったです。

竹炭づくりは考えていたよりも簡単!古い竹を切り出して、無煙炭化器にちょうど入るくらいの長さに切りそろえて投入。あとは火をつけるだけ。火力が強すぎてすべて燃えて灰にならないよう、水をかけるタイミングが重要になります。そこは、講師の竹田さんがいい感じで指示を出してくださり、じょうろやホース、などで一斉に水をかけると、ものすごい勢いで蒸気が立ち上り、その下から真っ黒な竹炭が姿を現しました。もういいかなあと思っていたら、竹田さんが「消えたと思って一晩放っておいたら、まだ火種が残っていたのか、翌日すべて灰になっていたことがある」という経験談を話してくださり、さらに念には念を入れて、水をかけ続けました。最後に金属のふたをしておしまいです!

こうして菌ちゃんのウネで重要な役割を果たしてくれる竹炭をお金もかけず、それほど時間もかけずにたくさん手に入れることができました。あらためて里山暮らしっていいな~と思った次第です。

次回はいよいよ、ウネづくりの実践についてお伝えします!

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