新拠点で再出発!

今年10月1日、拠点としていた建物を火災で失って2 ヶ月。次の一歩をどう踏み出そうかと考えていた時、ふと「いい空き家、ないかなぁ」と思いついてネットで『城河原 売買』と検索すると、ある一軒家の写真が目に飛び込んできました。

“昭和58年築木造二階建て、7LDK、3000㎡の裏山つき”

すぐに不動産屋さんに連絡を取り、現地を見に行き、購入を決めました。きのう(12月16日)、カギを受け取って、いよいよ新拠点での活動スタートです!

<気に入った点>

・今後、活動の基盤としたかった「城河原地区」(これまで活動していた「手野地区」に隣接、同じ内野川流域で一体で活動できる)の一員になれる(城河原コミュニティの一員として地域に根づいた活動をしていきたいです)
・田園風景が広がる素敵な場所で、6月には家の前の小川でホタルを楽しめる
・キッチンが広く、地域の拠点・地元の皆さんのたまり場にできそう(「やさい村」のおばあちゃんたちにも車で来てもらえそう)
・部屋が7つ(全室南向き)あり、お客様に泊ってもらえる。(まずは来年2月の日大インターン生5人の宿泊場所として‥)
・家の前の道路脇にスペースがあり、車を10台くらい停められる
・リビングにつながるウッドデッキで地域の皆さんとバーベキューなどができる
・畑にできそうな土地がある
・住宅の裏に食べられそうな野草がたくさんある
・3000㎡の裏山を散策コースを作るなどして活用できそう
・竹林の孟宗竹を色々と活用できそう
・水道のほかに地下水を直接引いているので、災害のときに心強い
・ワークショップに使えそうなガレージがある
・天草空港から車で7分というロケーション(福岡空港⇔天草空港は35分、熊本空港⇔天草空港は25分。天草って西の最果てというイメージがあるかもしれませんが、意外と便利なんですよ)

嬉しいことに、ちょうど家を手放すことになった仲間の知り合いの方から不用な家具をいただけることになりました(書棚、机、テーブル、食器棚など)。色々と嬉しいご縁をいただいて、すぐに活動をスタートさせることができそうです。これからどんな取り組みをしていくのか、また随時、ご報告させていただきます。期待していてくださいね。そしてぜひいつか、皆さんも天草に遊びに来てください!

※ちなみに住宅の購入価格は、私が東京で長い間、暮らした中古の賃貸マンションの家賃、“1年半分”でした。天草市には9000棟を超える空き家があります(天草市では住宅の22%、5軒に1軒が空き家です)。都会で暮らしている皆さんも気楽に田舎暮らしや二地域居住を考えてみては、いかがでしょう?

(一社)天草1000年の人と土の営み 理事 後藤千恵

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