自然栽培の野菜づくり教室 開催!
畑を耕さず、土が本来もつ力を活かして作物を育てる自然栽培の野菜づくり教室を開きました。
講師は、20年近くこの栽培法に取り組んできた馬場照昭(ばば・てるあき)さんです。まず、馬場さんから自然栽培の特徴や通常の栽培法との違いなどについて説明していただきました。
そのあと畑に移動、畑には刈り取った草がそのまま残されていて一見、荒れ地のようです。馬場さんは土を耕さない理由について「土を耕さずに土壌の構造をそのまま保つことで土の中の菌や微生物の力で栄養を作物に行き渡らせることができる」と説明しました。
参加者は「このまま、植えていいんですか?」とちょっと、いぶかしそう‥(笑)。でも馬場師匠を信じて?、枯れ草で土が見えない”畑”に苗が入るくらいの穴をスコップで掘り、枝豆やピーマン、ナス、オクラ、落花生、ミニトマトなどの苗を順に植えていきました。
乾燥を防ぐため、枯れ草で根元を覆い、竹の支柱を立てて終しまいです。
馬場さんによると今後、苗が草に負けないよう、きちんと草刈りをすればしっかり育つとのことで、これから草刈り、がんばります! 7月頃、収穫イベントを開きたいと思っています。
耕さない。枯れ草だらけで土が見えない。そんな畑とは思えぬ畑にただ穴を掘って苗を植えただけ。何とも簡単でした。これで普通に野菜が育ったら‥、自然栽培の魅力、実感していただけると思います。さあ、これからの生育に注目です!
(あません:後藤千恵)