<代表理事 中井俊作からのメッセージ>
広大無辺の宇宙に誕生した奇跡の星イコール水の惑星、地球。自然か偶然か必然か、そこに発生した生命、五度の大量絶滅を経ながらも進化を続け、20万年ほど前、人類がアフリカに誕生。一個の生命体として精巧無比の自然生態系の結晶とでも言ってよい存在だ。
その後、世界各地に散り、幾万年の時を経て住み着いた土地の気候風土に順応し、民族・人種という区分ができるほどの差異を生じた。その人類が何をしてきたか。農耕・牧畜を各地で手掛けるようになって数千年、道具を武器に変え、略奪・侵略、強者が敗者・弱者を支配隷属させ特権を振るう味を占めてから戦乱・栄枯盛衰の歴史を重ねてきた。